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特別上映作品

雨の詩

現地上映日時

11月26日(土)11:00~12:01(上映前に蔦監督による舞台挨拶あり)
【メイン会場】アミコビル9F「とくぎんトモニプラザ(徳島県青少年センター)」4Kシアター
11月27日(日)13:00~13:46
【メイン会場】アミコビル9F「とくぎんトモニプラザ(徳島県青少年センター)」4Kシアター

オンデマンド配信期間

※オンデマンド配信はありません

監督

蔦 哲一朗

あらすじ・解説

【あらすじ】
自然に配慮した生活をするジンとテラは、雨水をろ過し生活用水に変える循環機能をもった「アースシップ」という家に住みながら、自給自足の生活に挑んでいる。都会から移住してきたジンは、地元民のテラから狩りなど田舎での暮らし方を教わり、文学や詩を楽しむように自然を理解していく。
自分たちで野菜を作り、自然の中で生きることに意義を感じていたふたりだったが、次第に関係がギクシャクし始めていたのであった。

【解説】
2019年、徳島県美馬市に日本初の「アースシップ」が誕生した。アースシップとは缶や瓶、廃タイヤなどで建築され、太陽や雨といった自然エネルギーを循環させ自給自足する家のこと。近年、環境保全の観点から「持続可能な家」として世界中で注目を浴びているが、日本での知名度は低い。そこで、地元・徳島を中心に映画製作をする蔦哲一朗監督は、「昨今のSDGsでも注目されている持続可能なライフスタイルとは一体なんなのか」というテーマと「アースシップMIMA」を結びつけ、本作を企画した。
アースシップ最大の特徴は、屋根に溜まった “雨水” をろ過し生活用水として使用した後、それらの排水が床下を通って室内の植物を自動的に育ててくれることである。雨が重要な役割を果たすアースシップで、循環型スローライフを送る主人公たちの日常に、監督が敬愛する詩人・山尾三省の詩を織り交ぜながら描く本作は、ノスタルジックでありながら、どこか異世界の空気感漂う作品に仕上がっている。また、本作は自然光をいかした16mm白黒フィルムでの撮影を敢行し、日本の里山の風景を美しく切り取り、雨がもたらす恵に想いをはせる中編映画となっている。

スタッフ

【出演】
須森隆文
寺岡弘貴

【スタッフ】
プロデューサー:増渕愛子
撮影監督:青木 穣
録音技師:佐々井宏太
制作進行:辻 秋之
助監督:久保寺晃一
製作総指揮・監督・編集:蔦 哲一朗

上映時間

46分
11月26日(土)11:00~12:00は上映前に蔦監督と出演者による舞台挨拶あります。
【舞台挨拶登壇者】
監督:蔦 哲一朗
出演者:須森隆文
出演者:寺岡弘貴

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