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特別上映作品

黒の牛

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現地上映日時

11/30(土)14:00~
神山中学校 屋内運動場(新体育館)

オンデマンド配信期間

オンデマンド配信はありません

監督

蔦 哲一朗

あらすじ・解説

四国を舞台にした、深い感動を呼ぶ人と自然の共生物語
今は昔、急速に変わりゆく時代の中で、自然との繋がりを見失った狩猟民の男は自分の分身とも言える牛と出会う。男は農民となって牛と共に大地を耕しながら、木、水、風、霧、土、火、万物とのつらなりをただ静かに視つめ、刻み、還る――主演は蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)監督作品で知られる李康生(リー・カンション)、田中泯が禅僧を演じ、生前参加を表明していた坂本龍一の楽曲が使用されている。禅に伝わる悟りまでの道程を十枚の牛の絵で表した「十牛図」から着想を得て、『祖谷物語-おくのひと-』蔦哲一朗監督が手がけた本作は、長編劇映画では日本初となる70mmフィルムを一部使用し、圧倒的な映像美で誘う「無」への旅でもある。また、牛耕シーンを撮影するため、神山町の田んぼを借りて、牛と映画スタッフが訓練をしていた。

上映前には蔦哲一朗監督による舞台挨拶、上映後には本映画に出演された斎藤郁子さんとのアフタートークがあります!

出演・スタッフ

【音楽】
坂本龍一

【キャスト】
リー・カンション
ふくよ(牛)
田中 泯
須森隆文
ケイタケイ

上映時間

114分
監督:蔦 哲一朗(つた てついちろう)プロフィール
徳島県三好市池田町出身。祖父は甲子園で一斉を風靡した池田高校野球部の元監督・蔦文也。池田高校を卒業後、東京工芸大学で映画を学ぶ。2013年に地元、徳島の祖谷地方を舞台にした「祖谷物語-おくのひと-」をプロデュースし、自ら監督する。全編35mmカラーフィルムで撮影された本作は、東京国際映画祭を皮切りに、トロムソ国際映画祭(ノルウェー)で日本人初となるグランプリを受賞するなど多くの映画祭に出品され話題となる。また、BFI(英国映画協会)が2020年に発表した各年を代表する日本映画において、2013年のベストワン映画に選ばれる。

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